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話題の『ウィニー』って?
●そもそも「ウィニー」って何?
「Winny(ウィニー)」は、ファイル交換ソフトのことで、インターネット上から無料でダウンロードできます。
ウィニーをインストールして起動すると、パソコン同士がインターネットを通じて、互いのウィニー用共有フォルダ内にあるファイルをやりとりできるようになります。わかりやすく言うと、他のパソコンに入っているファイルを自分のパソコンでも利用できるようになるのです。
そしてウィニーが重宝されている点は、「Aというファイルが欲しい」と要求すると、ウィニーを起動している全てのパソコンに問い合わせて、Aというファイルのありかを探し出し、自分のパソコンへ転送してくれることです。
要するに、ウィニーを使用すれば、プロバイダーのサーバーやホームページの掲示板など公の場所を介さずに、欲しいファイルが入手できるのです。
ちなみに本来ならば、自分が公開を指定したファイル以外のパソコンの中身は外部からは見られないようになっています。
●ウィニーウイルスの危険性
俗に「ウィニーウイルス」と呼ばれているのは、ウィニーを介して爆発的に広まった「ANTINNY(アンティニー)」のことです。
アンティニーはウィニーユーザーを狙ったウイルスで、ユーザーが知らない間に、パソコン内にある情報を外部に流出させます。
具体的に言うと、ウィニーを起動させているパソコンにあるファイルや、デスクトップのスクリーンショットなどを圧縮ファイルとしてひとまとめにして、ウィニー用共有フォルダにアップロードします。つまり、ユーザーが意図していないファイルまで、勝手に公開用のファイルとしてしまうのです。
また、アンティニーは、自らが感染源となるワーム型ウイルスで、自己増殖機能があるため、感染の被害が爆発的に広まるという性質を持ちます。
そしてアンティニーは、パソコンの機能を攻撃しないため、感染に気付きにくく、このことも感染を広めた原因のひとつです。
●早く気付いて!これが感染症状
ウィニーウイルスは目立ったパソコンの機能破壊を行なわないので、感染していることに非常に気付きにくいウイルスです。そして、最新のウイルス対策ソフトでないと、検知されないことがほとんどです。
ですから、パソコンにウィニーをインストールしている人は、次のことを必ずチェックしてください。
ウィニーをインストールしているパソコンには、「UP」フォルダの中に、ユーザーがインターネット上での公開を許可するファイルが保存されています。その中に、自分が指定していないファイルが入っていませんか?
また「UP」フォルダになくても、 ウィニーが保存されているフォルダ内の「UpFolder.txt」というファイルに、公開を意図しないファイル名が記載されていませんか?
他にも、「Windowsフォルダにsvchost.exeを作成する」「ウイルス対策ソフトの常駐を無効にする」「レジストリエディタを開こうとするとメモ帳が開く」などの症状が報告されています。
これらいずれかに該当した場合、ウイルスに感染しており、既に情報が漏洩している可能性が非常に高いです。
また、情報が流出していないかどうかを、より正確に把握したいという人は、セキュリティ会社やソフトウエアメーカーが行なっている「ウィニーウイルス検知サービス」をお勧めします。各社は独自に開発したシステムで、ウィニーの暗号を解読し流出したファイルを特定してくれるサービスを実施しています。このようなサービスを利用して、確認するのもひとつの方法です。
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